日本国内の海域で船を操縦するためには船舶免許が必要ですが、取得しなければならない船舶免許の種類は大型船と小型船では異なっています。遊漁船やクルーザーなどの小型船を操縦するのに必要な船舶免許は、小型船舶操縦士とよばれるものです。この免許には、航行可能な海域に制限がついている二級、国内のすべての水域を航行可能な一級、水上オートバイを操縦したい人向けの特殊の3つの区分があり、二級についてはさらに制限なしのものと、湖川小出力限定免許に分けられています。資格を取得するためには試験実施機関が行う国家試験に合格する必要がありますが、登録小型船舶教習所とよばれる施設での講習を修了すれば国家試験が免除され、所定の方法で申請を行えば免許証が交付されます。

一方、コンテナ船やフェリーなどの大型船を動かすのに必要となる船舶免許は、海技士と呼ばれています。こちらの資格も大きく航海、機関、通信、電子通信の4つの区分があり、各区分は等級分けされています。資格を取得するためには海技士国家試験に合格する必要がありますが、登録船舶職員養成施設となっている施設で所定の課程を修了することで学科試験が免除され、身体検査と口述試験に合格できれば海技免状の交付申請へ進めます。小型船舶操縦士免許で大型船を操縦しようとする行為や、海技免状を持っている状態で小型船舶を操縦する行為は法律違反にあたります。

発覚すると罰則が科される可能性があるので、必ず対応する資格を取得するようにしましょう。

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