1級の船舶免許では、利用できる水域に制限がないのが特徴です。扱えるのは二十トン以下の船舶となっているものの、2級が五海里以内と限定されるのに対し、全ての水域で船を出すことができると規定されています。このために、船舶免許で1級を取りさえすれば、日本の領海内ならばどこでも好きな場所まで行っていいのではないかとイメージが出てきそうです。しかし、現実にはそうはなりません。

1級の船舶免許を持っている場合でも、実際には八十海里までしか自分一人では航行してはいけないという決まりが存在するのです。免許を持っているのに、一人で行けないというのはどういうことなのでしょうか。規定は八十海里以上の遠洋に出る場合には、機関士の資格を持つ人間を同行させることと明記されています。この機関士というのが何かと言うと、船舶機関士という国家資格が別に存在しています。

これらは大型の船などを操縦するために必要なものです。船舶免許が二十トン以下の操縦を規定され、主にレジャー目的で利用されるのに対し、業務として船を動かす人が取得する類のものとなっています。だから、一人で遠洋に出たいと思った場合は船舶免許だけでは足りず、この船舶機関士の資格を取ることが求められます。これらは水産学校など漁業に関連する専門学校を卒業すると取得できるのが主です。

八十海里以上の遠洋まで出たいと思う際には、自分でこれらを取るか、知り合いにその資格保有者に同行してもらう必要があります。船舶免許のことならこちら

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