海の上や川や湖の上というのは、陸で生活していると予想できない問題というものがいくつかあります。船舶免許を取るというと、とにかく大事なのは操縦技術だと思われるかもしれません。もちろんそれは何より重要で、事故を起こさないようにするためにはしっかりとボートなどを動かすための知識や技術を持つことは不可欠です。ですがその先でどうしても出てくるのが、どうすれば安全なのかという様々なケースを想定することとなってきます。

うまく操縦さえできれば危険がないかというとそうではなく、水の上はちょっと環境の変化によって大きく状況が変わるものですし、夏や冬などの季節の違いによって全く異なる顔を見せてもきます。朝や夜の気温の変化、季節や天候による違い。そういう状況にどのように対応するべきか、そういう知識を得ることも船舶免許を取る大きな意義であると言えましょう。どんな日にはボートを出すべきでないか、夏や冬などに応じてどんな装備が必要になるのか。

それらもしっかりと知識として覚えておき、水上の現実というものを学ぶことが大切です。川や湖は海と比べると安全なように思えますが、これらの場所の水というのは想像する以上に冷たいものなので、季節によっては落ちたら助からないようなこともありえます。そして基礎疾患のある人の場合だと、水上に長くいると重大な命の危険にさらされることもあるため、そういう事実を知っておくことはどうしても求められます。陸とは異なる水の上の様々な事情。

それらを知ることでより安全にマリンレジャーなどを楽しむようにすること。それが船舶免許の何よりもの意義となっています。

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