2023/09/24
大判のポスターを印刷する前にはいくつか気を付けておきたい点が存在します。事前確認を怠ると、思い通りの仕上がりにならないこともあるので注意が必要です。そんな大判ポスターの作成にあたって気を付けるべき点はいくつかありますが、その中でも注意すべき点としてはまず解像度があげられます。解像度というのは画像の密度を表す数字で、仕上がりの品質に大きな影響を及ぼします。
パソコンのモニターなどを通して見ていた時はきれいに見えていたとしても、解像度が低い状態で元のデータを作成してしまうと出来上がったポスターがぼやけたものになってしまうことは非常に多いです。そのため、データ作成時には必ず仕上がりの寸法でどの程度の解像度になっているかを事前に確認することをおすすめします。また、文字切れやオブジェクト切れにも注意が必要です。この文字切れやオブジェクト切れというのは、化粧裁断時に端ギリギリに配置された文字やオブジェクトが切れてしまう、というものです。
一般的にポスターは実際より大きめの用紙に印刷して指定されたサイズに裁断して仕上げるのが一般的です。そのため、重要なオブジェクトや文字は端から3mm以上離れた位置に配置するのが良いでしょう。なお、大判ポスターの印刷の多くはインクジェットが主流となっています。それゆえに、インクを用紙に噴射して印刷するのが基本となっているので極端に小さい文字、特に小さくて太い文字の印刷は得意ではありません。
用紙の大きさも踏まえて見やすさを意識したフォントやサイズを使って作成するようにしてください。