2023/09/24
ラベル印刷を外注する際に、気を付けておきたいポイントを見ていきます。まずどんな用途・目的で印刷を依頼するのかを、明確にしておくことが大切です。一口にラベルと言っても商品ラベルから成分表示、警告・注意喚起など用途は多彩です。用途を明確にすることで、必要とされる要素も分かってきます。
紙素材を使っていても、食品であれば耐水性やラミネート加工が必要であったり、保管する場所の状態によっては耐久性を要したりといった具合です。次に臨機応変に対応できるか、という点にも注意して選びましょう。既にラベルのデザインや項目の雛形が出来ている場合は別として、最初に依頼するのであれば発注の際の勝手が分かっていないことが大半です。オーダー内容の変更や数量の調整、急な注文に対応できるかどうかを契約する前に問い合わせておくべきです。
電話やメールで問い合わせても良いですし、大手の印刷会社であれば公式ホームページ上に問い合わせ用のチャットを設けています。気になるポイントは事前に質問しておき、不安を解消してから依頼するのがベストです。目先のコストにばかりとらわれず、品質と商品イメージとのバランスが取れた会社に依頼することも大切です。ラベル印刷にかかる予算は、そのまま商品コストに影響するため出来るだけ抑えたいと思うことでしょう。
しかしラベル製作予算を下げればその分クオリティは下がってしまい、最悪の場合商品とのレベルが釣り合わず商品イメージを損ねてしまう可能性もあります。ラベル印刷のコスト面だけを見るのではなく、商品とのバランスや品質を擦り合わせながら印刷会社を選ぶことが大切です。